銀行カードローンの過剰融資問題について

以前から疑問に思っている人がたくさんいたと思われますが、カードローンについて消費者金融は総量規制が適用され、銀行には総量規制が適用されないということです。銀行と消費者金融のカードローンは金融商品として大きな違いはありません。それにもかかわらず総量規制の導入については差別的な導入になっているのです。

理屈はありました。もともと総量規制の導入については多重債務者を作らないという政治的な意図があったことです。多重債務者問題が大きな社会問題になったのは消費者金融が限度をわきまえず、債務者に過剰な融資をしていたことが大きな原因だったからです。銀行はしっかりとした審査を行うので、そのような問題を起こさないだろうと考えられたということでしょう。

しかし、金融庁の銀行カードローンについて実態調査をしたところ、銀行の過剰融資問題が表面化しました。銀行は過剰な融資を抑制する自主規制をすることにしているようですが、ここに至っては自主規制などを信用するわけには行きません。すでに消費者金融に総量規制が導入されているのですから、銀行にも総量規制を法律的に導入しても問題はないと思われるのですが、どうしてそういう議論にならないのでしょうか。